会長あいさつ
同窓生の皆さまへ
日ごろより同窓会活動へのご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
この7月より3期目の同窓会会長の任を仰せつかることとなり、身の引き締まる思いですが、母校と同窓会の発展のため、微力ながら努めてまいります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今年6月に開催された総会・懇親会には、皆さまのお力添えのもと、大勢の同窓生のご参加をいただき、誠に盛況のうちに幕を閉じることができました。
今回の当番幹事平成17年卒「いーな会」は、幹事学年自らが考えた新たな試みに果敢に挑戦しました。広く快適な会場の選定に始まり、同窓生による手づくりの“西南グルメフェス”など、各学年の皆さまから「これまでにない楽しさがあった」「また来年も来たい」との声も多く寄せられ、大変嬉しく思っております。素晴らしい発想と行動力で、今年の総会・懇親会のテーマである「西南ってい-な」を実践してくれました。
そして来年、私たちの母校は創立110周年という節目を迎えます。この記念すべき年に向けて、中学校・高校・大学が一体となり、合同での準備を本格的にスタートさせました。学び舎を超えた繋がりが広がる取り組みとなることを、私自身も大いに楽しみにしております。
また、110周年を盛り上げるプレイベントとして、「音楽フェス」や「同窓生限定マッチングイベント」など、年代や職種を越えて同窓生が交流できる機会を企画しています。皆さまに気軽に参加していただき、母校での青春時代を思い出しながら、新たな縁が生まれる場となることを願っております。
いま私たちは、戦争や災害、経済不安により、社会分断の危機に直面しています。そうした時代だからこそ、母校が育んできた「愛・自由・平和」の精神は、決して「理想」ではなく、これからの社会に必要な「価値」であると強く感じています。
私たちの母校を起点に、人と人とがつながる同窓会は、その「価値」を体現していく貴重な存在といえるかもしれません。これからも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年7月
西南学院高等学校同窓会
会長 川崎 俊雄(昭和55年卒)